# 日本茶って、もっと自由でいい。フランス人ソムリエに教わったこと
日本茶って、難しいと思っていませんか?
急須の扱い方、温度、蒸らし時間……
「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちが、
どこかあったりしませんか。
じつは私も、そうでした。
でも、一冊の本に出会ってから、
日本茶との付き合い方がすっかり変わったんです。
—

## 🍵 きっかけは、フランス人ソムリエの一冊
その本の名前は「フレーバーティーで暮らしを変える」。
著者は、ステファン・ダントンさん。
もともとフランスのソムリエだったのに、
日本茶の魅力にすっかり魅せられて、
緑茶にいろいろなフレーバーをブレンドしたお茶を広め、
東京にもお店を開いている方です。
そのステファンさんがこう言っていて、
読んだとき「あ、そうかも」ってじんわりしたんです。
「日本茶は”茶道”という印象がすごく強く、
外国人はもちろん、日本人自身もそれに縛られている。
気軽な飲み物としての日本茶は、どこへ行ってしまったのか」
中にいると見えなくて、
外から来た人にはくっきり見える。
そういうことって、あるんですよね。
—

## 🌿 沖縄で気づいた、お茶とハーブの相性
沖縄では、一年中ハーブが育ちます。
庭にミントが生えていたり、
カラキ(琉球シナモン)が実ったり。
ある日、試しに緑茶にミントを入れてみたら、
すっきりして、なんとも心地よかった。
カラキを一緒に淹れると、
ほんのり甘くて、体がじんわり温かくなる。
「あ、こういうことか」って思いました。
日本茶って、こんなに自由に楽しめるんだって。
私のワークショップでも、
参加者の方と一緒に沖縄のハーブを緑茶にブレンドして
飲んでみることがあります。
「こんな飲み方があったんですね」と
驚いてくださる方がとても多くて。
みんな、日本茶を難しいものだと思い込んでいたんだなぁ、
と感じます。
—

## 💡 日本茶のポテンシャルは、想像以上
ステファンさんは本の中でこう続けています。
日本茶の色味、香り、複合的な味わい、健康効果……
そのポテンシャルは、想像以上に高い。
なのに、日本でこれほど飲まれていないお茶はないほど。
そんな現状を変えたくて、
フレーバーティーという「入り口」を作ったそうです。
私もそう思います。
お茶は、特別な日のためだけじゃなくて、
毎日の暮らしの中に、もっと気軽にあっていい。
ルールじゃなくて、感覚で楽しんでいい。
—

## 🌸 あなただけのオリジナルブレンドを
今の季節、庭やベランダにハーブがあれば、
一枚ちぎって急須に入れてみてください。
ミント、レモングラス、シソ、カモミール……
なんでも合います。
「これが好きだな」と感じるブレンドが見つかったとき、
それがあなたのオリジナル。
日本茶は、全然難しくない。
ほんとうに気楽に、自分流で楽しめるお茶です。
あなたのお気に入りのブレンド、
見つかったらぜひ教えてくださいね。

やましろるみ

