点数にならない学び

先日、中学校で授業をさせていただきました。

思春期という多感な時期。
正直、少しドキドキしながら学校へ向かったのですが──

 

教室に入ると、そこには
ほんわかとした、やさしい空気が流れていました。

 

準備や片付けも、
生徒のみなさんが率先して手伝ってくれて
その姿に、思わず胸があたたかくなりました。

 

担任の先生と生徒の間に、
しっかりとした信頼関係が築かれているからこそ、
こんなにも温かな雰囲気が生まれているのだと感じました。

抹茶が苦手だと言っていた生徒も何人かいました。

でも、実際に体験してみると

「美味しい!」とおかわりする子もいて

体験することの大切さをあらためて感じた瞬間でした

武道が好きな子、歴史が好きな子

それぞれがこの時間を“自分ごと”として受け取ってくれて、たくさんの感想を聞かせてくれました。

 

「京都や静岡、福岡に行ったら、抹茶を飲んでみたい!」
そんな声も聞けて、
日本茶に興味を持ってもらえたことが何より嬉しかったです

 

そして、ひとりの生徒が

心が静かになりました

 

その言葉に、
子どもたちの感度の高さ、
感じる力の豊かさに、あらためて感激しました。

 

最後に、
一期一会のこの時間への感謝を込めて、
こんなメッセージを送りました。

 

今この瞬間は、今だけ。
今しかない中学時代を、どうか思いきり楽しんでください!

授業の途中には、
校長先生や他の先生方も教室を覗きに来てくださいました。

すると、生徒たちが抹茶の点て方や、いただき方を先生たちにレクチャーしていて

生徒も先生も
抹茶とお菓子を味わいながら、
教室全体が穏やかな空気に包まれていきました。

その場にいられたことが、
私にとっても幸せな時間でした。

 

お茶とおやつの力は、本当にすごい

 

心から、ありがとうございました♡

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お茶とおやつ作家 やましろるみ